COLUMN×Kitchen

蕎麦愛物語。〜うって、うたれて、ときめいて〜

どうも、林です。

odoriは年末年始休みなく営業するので、それらの準備で慌しさが増しているこの頃です。

そんな中、12月限定で特製”蕎麦御膳”の提供を始めましたので、一品づつご紹介させていただきます。

 

蕎麦好きによる

先付「阿波尾鶏胸肉のコンフィと揚げ蕎麦サラダ」

しっとり柔らかく香草を効かせた胸肉のコンフィと、鮮度抜群の海部野菜は毎朝農家さんが届けてくれるものを使用しています。

そこに手打ちの生蕎麦を揚げたものを散らします。

日和佐食品さんの美味しい卯の花(おから)を甘酸っぱく炊いたものも必須のトッピングです。仕上げに自家製ドレッシングを掛けて完成。

前菜「阿波尾鶏せせりとクリームチーズの燻製、レバーペーストのブリュレ本日の野菜料理盛り合わせ」

せせりは下味を付けたあとに火入れをしてから温燻で仕上げます。

クリームチーズも燻製での提供ですし、レバーペーストのブリュレは和の調味料を使って、レバーの臭みをほとんど感じない、かなり食べやすい味わいになっています。

これを天然酵母を使用したオリジナルのガーリックトーストに付けて食べていただけば、、、これには完全にお酒を欲すること間違いなしです。(笑)

野菜料理は日替わりの5~6種を盛り合わせて、今の時期の冬野菜を存分に味わっていただきたいと思っています。

 

蕎麦好きのための

蒸物「odoriの茶碗蒸し~精進蟹ソースを掛けて~」

茶碗蒸しの具材は、、、、食べてからのお楽しみです(笑)

普段の茶碗蒸しには絶対入っていない食材を使用しています。

ソースはドレッシングにも使用している精進蟹をアメリケーヌソース風にアレンジして、茶碗蒸しに合わせています。

 

蕎麦御膳

メイン「林の手打ち蕎麦&阿波尾鶏モモ肉のステーキ」

蕎麦は栃木県益子産のものを自家製粉した二八蕎麦。

前職からの繋がりで、良質な蕎麦の実を使わせてもらえるのは本当にありがたいです。

そばつゆは上等な鰹節、由岐の若武丸さんから分けていただいたウツボの頭と骨で取った和出汁と阿波尾鶏のガラ、モミジから抽出したスープを合わせたもので、

魚介と醤油の風味の後に阿波尾鶏のコクを感じるバランスの取れたそばつゆです。

冷たいお蕎麦を温かいそばつゆで食べていただくスタイルで、このつゆにモモ肉のステーキを入れて食べていただくと旨さが倍増します。

蕎麦屋で言うところのいわゆる、「鴨南蛮」ですね。つまり「阿波尾鶏南蛮」ってな仕上がりです。

 

デザート「バニラアイス~蕎麦茶シロップと揚げ蕎麦米~」

食後は香ばしく仕上げた蕎麦茶シロップを掛けたバニラアイスです。

カリカリ食感の揚げ蕎麦米がいい感じですので、こちらで〆めていただきます。

 

これで3000円です。

12月限定蕎麦コース、阿波尾鶏、美波町の食材を合わせたコース料理を是非一度ご賞味いただければと思います。