どうも林です。
厳しい寒さが続いた為に中々大きく育ってこなかった春野菜のお話です。
その名は「紅菜苔(コウサイタイ)」↑紫色の細長いお野菜が、紅菜苔です。
寒さに強い品種なのですが、さすがに寒すぎたようで、例年よりも少し遅い入荷となりました(笑)
形などは菜の花に似てますが、苦みもクセもなく、なんなら甘いです。
生のままでも十分に甘いです。
自然な甘みは良いアスパラのような味がしますね。
色目にもとても鮮やかで、odoriメニューのお皿の中でも一際存在感を放ってくれます。
odoriでは、竹原さんが育ててくれたものを使用しており、
店内の産直コーナーでも陳列、販売されています。
しかし認知度が低い為かなかなか手に取ってくださる方が少ないのが現状です。
その為にodoriでは、レストランメニューの中で使用したものを食べていただき、
気に入ってくださればすぐに横の産直コーナーで買うことができるようになっているのです。
素材の味をしっかり伝えるのが僕の大事な役目です。
お店で使用する分が無くなってしまうのは困りますが、お客様と奪い合ってしまうほどになればなと(笑)
それぐらいのポテンシャルを秘めた野菜だと思っています。
ちなみに、僕はこの地に来るまでに紅菜苔を食べたことがありませんでした。
竹原さんの紅菜苔しか食べたことがありませんので、
竹原さんが作るからこそ美味しいのかもしれないとも思っています。
「人柄が野菜の味に出ている」
と、事あるごとに感じています。